あと半月で冬至…一陽来復で思い出したこと。

 

日が短い。16時には真っ暗ではないにしろ薄暗くなって、16時半には夜の闇。

 

そういえば、本社の脇の渓(?とおぼしき低い土地)の池の周囲に、八大龍王、白龍、弁才天、天神さん、お稲荷さん、不動明王を祀る(地区の人達の色々な願いや信仰の場所を、一手に引き受けたのか…)神社がある。

まだ夏の気配が濃かったこの秋の例祭で、初めてこの神社で御神籤をひいた。いつも月初にひく神社のは大本系のだけど、こちらのは活字ではあるけれど、上から番号と吉凶、版木から取り込んだ絵、起承転結の5文字ずつの漢文と古い言い回しの和訳、そして御神籤本体という、レイアウトは違うけど浅草寺のに近いかな…

 

で、転の部分に「若見一陽後」ルビは、もしいちようののさをみる…多分、若し一陽の後を見る…で、のさはのちの誤植…十一月を一陽来復という この時より後 春にもならば ということなり(" "で区切ってみた)

まぁ、一時は色々苦労が多いけど春になれば好転するからね、と。

 

ん〜?十一月?と首をかしげたけど、これは旧暦だから今の十二月、一陽来復冬至

 

降りつもる 雪にかゞみし若竹も 春のひかげにたちなおりけり そう結んであった。