ハーブあてクイズ(?)に、昔遭遇したことがある。(本題)

 
「あの~、凡その区別だったらわかりますけど、見ましょうか?」
なるべくしたてにでて、声をかけると、彼奴はなんと眉毛を吊り上げて睨んできた。
(一体どういう奴なんだ?こいつ)

「何か資格をお持ちなんですか?」いかにも、馬鹿にした態度で見下されたので、カチン!


「あ、ラテン語で区別する必要がある程の、専門知識でしたら無理ですけど…」
カチン!を隠して応えると、責められてたコの隣にいたまんまるなコが、
「いいえ、あの、お料理やお茶に使うものです。慣れてる方ならわかると思います。」
と、彼奴に確認しないで袋の入った箱ごとテーブルに持ってきた。

あら~、見渡して納得。
慣れてない人は焦るかも、全部葉っぱなんだもん。

責められてたコが、紙とペンを持って走りよってきた。


結局、袋の外から、ロレル、セージ、ローズマリーとタイム、タラゴンレモングラスは見分けがついた。
あとは、主にシソ科で砕けた葉っぱたちらしく、これは開けて香りで確かめるしかない。
でも、難なくミント、バジル、オレガノとマジョラム、レモンバームと区別がつく。
ひとつだけ、鮮やかな緑の一片味見してパセリを特定。