お茶目な御籤…?

 
初詣に出かけるも、昨日大祓えに行ったばかりのこともあり、
尚且つ、今春もこれといった正月の準備もせず、
移動中は、リンボウ先生の「書藪巡歴」を読むのに夢中…
で、夕方になってしまった。


正面の鳥居から、手水舎まではすいすいとたどり着いた。
手水舎では、多少渋滞したけど、まさか初詣でここを省略する訳にはね。
それに、朔日にお詣りできる時は、必ずパワーストーンも水をかけて浄化することにしてるし…


しかし…いつもは、左の端によってご挨拶しても、
おなかのあたりに温かさを感じるのに、今回は全然…

いつも少しだけいただく御神酒も、一番小さいかわらけだけど、なぜか並々と注がれてしまった!

溢す訳にはいかず、寒かったのでガソリンがわりに、
半分無理して、ツイっと呑んでしまいましたぁ!
あ~、フラフラしたら困るなぁ等と思いながらも、御守りの授与所に。

昨日の大祓えで、肌守りを頂いているので、仕事の御守りを領けていただく。

いつぞやは、とんでもないアルバイトさんにあたってしまったが、
今年は、ただ普通に可愛らしい、清楚なアルバイトさんでした。


さて、御籤…と反対側まで歩いていってから、いつもの
「神さまのおっしゃっりたいことを教えて下さい」
を申し上げてなかったことに気がつき、拝殿の正面延長線上までトコトコ戻る。(とほほ…)


百円を箱に納めて、一瞬瞑目して左手でひく。
辺りでは、末吉だとか、小吉だとかの声が飛び交ってる。
おいおい…、吉凶だけじゃなくて書いてあること、ちゃんと読むんだよっ!と、心の中で呟く。

呟きつつ、お正月だからっていい籤だけ入れとく訳ではないんだね…なんて思った。


開いてみると、いい籤をひかせていただいている。うれしい…が、しかし…であった。

油断してはいけないよ、いまから来年のことをよ~く考えて、しくじらないようにね!

といったニュアンスのことが…

か、神さまぁ!来年って…
きょうは元旦なんですけどぉ~

鬼がわらっちゃいませんかぁ?

いえいえ、元旦にこの御籤をひくわたしが間抜けなんでしょうか?
それとも、

鬼さんを笑い転がしてやんなさい、そういう功徳の積み方もあるんですよ、頑張ってね!

という、ユーモアに富んだメッセージなのかな?


いい籤をひかせていただいて、お財布に納めてから、
これまた例年通り、神社の俸賛会の売店で甘酒を。


今年は、御神酒も御守りも御籤も、みんな巫女さんではなかったけれど、
売店も含めて、本当に感じのよい若者ばかりで、
なんかとっても清々しい人たちだったよ。


むむむ?わたしが出会ったアルバイトさんたちは、
みんな、神がかって御奉仕してたのかな。
すごいかも…