樹皮だけでつながってる命

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柳みたいな小枝が、立ち上がってるのに出会った。

小枝はしっかりしてるのに、幹はどこだぁ?
と、辿っていったら、幹が虚になってるのを通り越して、
根元近くから倒れてしまって、幹の殆んどが崩れてる。
樹皮だけが残って、地面に横たわって、その先に比較的太い枝が分かれて、これもほぼ横たわってる。

ここから、最初に見つけた小枝たちが、ほぼ垂直に立ち上がってる。

根元からは想像もつかない程に、瑞々しい枝先にびっくりだった。
(あ、逆かな?瑞々しい小枝を支えている、樹皮だけの幹…)


一番下は、カエデの赤い花。
葉っぱたちが手を広げ始めてる。

カエデの語源は、カエルの手ということなんだけど、
こうやって見ると、河童の手を連想するんですけどね。

だけど、この状態では「反魂」つまり、恨めしや~に見えちゃうね。

もうすぐ、元気にパーを出してくれます。