今度は目が、まるるん化しているのに気づく…

 

爺ぃは色覚がこの頃、異常に鋭くなってきた気がしていた。普通なら加齢に従って、衰えていきそうなものだが…

 

最近、ひょんなことから色覚チェックのコンテンツを試しにやってみた。全体の3%の人にだけ識別できるレベルに、するすると辿りついてしまい…まるるん化している、と判明。

随分と以前に同じようなテストをやってみた時は、そこまで辿り着かなかった。

 

その頃もまるるんは、非常に近い色が1つだけ混じっている帯を、これっ!と正確に指差していた。

爺ぃは こいつはまさか…宇宙人か? と引いてしまったが…あぁ…いまでは差別的発言になってしまうか…

そもそも、まるるんによれば、大きなカテゴリで括ると、地球人だって宇宙人じゃん!なんだそうだ。確かにそうだな…ははは…閑話休題

 

快晴の空でも、天頂と遠く(=仰角が低い)では青が異なるのが、以前より詳細にわかる。夏枯れの叢の雀まで、明確にわかる。

クリアに像が結ばれてはいないのに、あぁ、あんなところに…と見分けられるようになってきた。

 

従って、気をとられることが増え、目は疲れる…空を見上げれば、そこは完全にピント合わせが要らないな…と苦笑した。