爺ぃの、今日の御神籤…(続き)
本来が例大祭の日なので、いい籤が多く入っているかもしれなかったが…
不思議な気がした。少雨でこの街の近辺は、農作物への被害が懸念されている。この地方全体では、北側、東側、南西側と時に警報が出るほどに、この夏は雨が降ってきたのだ。
爺ぃのその懸念に応えるように、
照りつづく 日かげなやみし 小山田に うれしくそそぐ 夕立の雨
枯れ果てた田の苗も夕立雨に遭いて 再び生き返り秋の収穫も心配に及ばず… と解説されていた。
なんだ…爺ぃ個人のことというより、
大丈夫だよ、みんな安心しなさい
と諭されたのかもしれない。だとすれば、例大祭の日に相応しい、本当に有難い御神籤をひかせていただいたことになる。
反対側の 神の教 を眺めると、
神様の清しく正しい誠の御心
と飛び込んできた。ん?…朔日にいつもの神社でひいた御神籤を取り出してみると
明(あか)き清き誠の道を求め続ける
とあって、清き誠 が今月の爺ぃに課せられたテーマなのか…?
そういえば、燃えよ剣 がもうすぐ上映されるのだったな…と、呟いてしまった。
まぁ映画の件は偶然の一致かもしれないが、御神籤の件はどう考えても念押しのようだ…