不思議に遭遇する日々…(その2)

 

朝の摩利支天から始まって、帰宅後に弁才天まで想いが広がったところで、PCから離れて飲み物を摂ることにした。

と…ガシッと肩と首の中間の部分、肩凝りの辺りにハッキリと棒でグイッと押されたような違和感が、左右対称に起きた。まずいっ!と心底思う。深夜、何かに憑かれたか?と…

 

慌てて猫背に固まりがちな肩を戻して、胸を反らせて姿勢を整えると…ん?いつもより無理なく、肩の線が正しい位置になった。

まるで、肩から何かが憑いたのではなく、何かが抜けていったような…出来物の芯がすぽんと抜けたような…諸天に想いを馳せた利益だったか…

 

それでも、翌日は屋上に上がれる時刻に間に合うかな…という中途半端さで、猛烈な眠気もあって、3時頃に出先でマイクロスリープを取る始末…

平日なので、デパ地下はチラホラ人影があったが、エレベーターのドアから視る途中のフロアは、全く閑散としている。

このコロナの状況下では、当然の事…今回は不要不急なことだが、逆に一人で詣でられるようにと、この時刻に整えて貰えたのか…

 

屋上に人影はなく、左側を回り込むように視ると朱の鳥居。向かって右に白い社、左には朱い社が並ぶ。