七福神の真言、あれこれ…

 

本屋さんでの待ち合わせ時間、真言(マントラ)の本を暫し立読みさせてもらった。本屋さん、毎度m(__)m…

 

まずは、七福神…福禄寿と寿老人は同じ真言なんだね。恵比寿天のは帝釈天と同じだった。

七福神のうち、恵比寿天だけはインドから伝わった天部ではなくて、もともと日本の神(蛭子として親に海に流された、結構壮絶…)だから、真言を借りてきたのかな?不明…

そういえば、布袋和尚はただ一人実在の人物と言われていて、真言のマイトレイヤは弥勒さんをさしているはず。

 

大黒天のマカキャラはそのまま、大(摩訶)、黒(カラ)で和名は名前を翻訳している。顔が三つで武器を持つ、迫力の三面大黒天の絵があった。俵に乗ったり打出の小槌を持ってニッコリは日本独自のスタイル。

一方、翻訳ではなくて音写しているのが毘沙門天。ベイ(毘)シュラ(沙)マンダ(門)となる訳だな。

 

弁財天も、元々は宮本武蔵も顔負けの剣二本手にした、勇ましい女神。戦いの神であり、弁財天の利益はこちらだろうね。他にお馴染みの琵琶を弾く絵もあって、こちらが弁才天の利益かと。

真言はソラソバテイだが、本来はサラスバティ。種字がソ又はスなので2つ目のソなんだね。