お香やさんのフジバカマ

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危うく、セーフだった。京都の老舗のお香やさんの、この街の営業所兼店舗。

晩秋にはフジバカマの鉢が、歩道側の建物の外にならべられる。

 

あっ!と思い出して夕方にお店に向かう。何だか急かされるように短い脚でバタバタと急ぐ。盛りを過ぎちゃったかも…ドキドキ…

狭い道の横断歩道の手前から、白く咲いているのがわかりほっとして信号待ち…

 

玄関脇でフクロウの香炉で焚いた、渦巻きかコーンの線香の香りが僅かに漂っていた。

ほぼ満開で、週末には盛りを終えてしまうかもしれなかった。

鉢は多い年だと5つ位の時もあるけれど、今年は2鉢だけ。でも、株が大きくなって花づきもよくなった気がする。

 

この正統派(!)のフジバカマは絶滅危惧種だが、京都で大切に殖やしたものをわけて、この街に持ってきて大切に育ててくれている。

おかげで、毎年この北の街で眺めさせて貰っている。本当に有難いことだと思う。

 

この街は一気に葉っぱたちが秋いろにと色づいている。

オシドリ池の大学のイチョウ並木のイベントも、この週末。天気予報はかんばしくないが、即位礼のむこうをはって、昼前にはピカピカ晴れになってくれると信じている。