初夏の花から夏の花まで、ラッシュ状態…(その1)

 

オダマキが盛りだなぁ…と呟いたのはほんの数日前。が、今日は既にルピナスが、花穂を立ち上げて咲いているのに出くわす。

アイリスの仲間たちも、凛々しく咲き揃い、小柄のシャガを見れば夏だ。チャイブとおぼしきアサツキも、丸いぽんぽんを披露しているが…はて、これはジモティなアサツキなのか…

 

フジはあっという間に咲き誇った残骸で、あの甘い香りを楽しむ隙もなかった。シラカバ花粉が収まれば、既にポプラの綿毛がふわふわ空間を埋めて、大学の路面に積もっていく。

クルミの類いも、秋に向けての結実は完了していて、あとはボダイジュ(シナノキ)の花の甘い蜜の香りを待つばかりだ。

住宅街の街路樹も、ハクウンボクがまだ緑色ながら、蕾を整然と並べてスタンバイ。何本かのプラタナスは、かなり枝を切り戻されてしまい、僅かな葉を憮然と風に翻していた。

 

サクラは え?花って…今頃何言ってるの? と既にマッチ棒のような実を膨らませ、カエデたちと緑の木陰を作っている。

バラ科の仲間達の、リンゴやサンザシたちは、この爺ぃがゆっくりと白い花を楽しむ暇も与えずに、テキパキと咲いて、今は既に実と言えそうな位に丸く膨らんでいた。

 

六月になったが…(その2)

 

昨日は朔日。まるるんに代わって御籤をひきに、街なかにある頓宮に夕方に立ち寄った。

疫病祓除の御札が三方(?)にあったので、有難く頂く。玄関に貼るようにと、呪(まじな)いの文字が書いてある面には両面テープが上下にセットされていた。

あぁ、ピン等で留めてしまわないよう、表裏を間違えて貼らないようにとの、神社の方の心配りに頭がさがる。

 

御籤は、良い籤だったようだ。桃桜 とか 花 、長閑 などと透けていた。

 

途中、団地の草はらや公園、民家の庭先…あらゆる場所で花が咲いていて、さっさと歩く気になれない。

 

ベツレヘムの星…そう呼ばれる花は二種あるのだが、何れも白い六枚の花弁(正確には萼…)を陽が翳れば閉じている。

そう言えば、我々の感覚では、星を5芒星で一筆書することが多い。だが、この花をはじめ、星を三角形2つの組合せで、6芒星に描く文化との、相違の根幹は何なのか…ふと考える。

 

昨日の午後は、全周の時間は短かったが、楕円形の方の淡いハロが、長い間…日没近くまで見えていた。夕陽がビルの陰に見えなくなっても、まだハロが美しい。が、例によって沁々眺めているのは、この爺ぃくらいなものだが…

 

六月になったが…(その1)

 

例年ならばまず上旬に、オシドリ池の大学の学祭だ。

まるるんなどは、今年の獣医学部のフーズは何かなぁ…あ〜インターナショナルフーズは、スリランカのテントに寄ってひよこ豆と…ブル研のテントで恒例のイモ餅とドリンクを仕入れて…今日は一日 BLUE GRASS 三昧よっ!…o(^-^)o…と有頂天になっている筈だったのだが。

もちろん昨年に続き、今年も開催されない…致し方あるまいな。

 

例年より気温が高くなるのが早かったので、黒ユリはさっさと終わってしまい、今はシャクが花盛り、ハナウドもいつもほど草丈が高く伸びきらないうちに、かさを広げて咲きだしている。

芽が出て暫くの間は、シャクと区別がつきにくいドクニンジンが、光沢のある葉を広げてぐんぐん成長。見ようによっては血が染み付いたような、ソバカスやらスジを茎につけている。

シャクに似た白い花だが、草丈を更に伸ばしてから咲くので、花期はあまり重ならない。

 

工学部前庭のアザレアたちは、ヤマツツジも咲き残っているが、しんがりリュウキュウツツジは真っ白ながら、盛りを僅かに過ぎてしまった。

晩秋のイベントストリートのイチョウ並木も、緑のトンネルが完成した。

 

ハッカ油とは…

 

ミント類の精油の総称…だろうなと思ってた。でも例えば、はっか飴 だとハッカ油を使った飴だよな〜?

 

ハッカ油の箱を見てみたら、くまさんの絵の上方には、ニホンハッカの精油だと英語で書いてあった。

日本薄荷は、ペパーミントやスペアミント等の西洋薄荷に較べると、メントールの含有量が多くて、以前はこの成分比の高さで世界一の輸出量だったらしい。

だけど、メントールを石油から合成できるようになって、需要も一気に落ち込んでしまったとか…ほ、ほんとかよぉ?

え〜っ?メントールって植物由来のものだと信じきってたけど…あの〜、食品に使ってるメントールも、ま、まさか…石油製のがあるのかっ?

 

薬局の日本薬局方のハッカ油も、くまさんのも、99%以上が精油成分そのもので、そのうちの30%がメントールって書いてあった。スースー感が凄いってことだよなぁ…

 

デリバリーするスプレーは精油の濃度を調整して、消臭(マスキングも)や殺菌、防虫(蚊よけ、ゴキブリも嫌がるとか…)等…

でも、精油のままじゃ水に混ざらずに分離しちまう。精油エタノールに十分溶かしてから水を加えて…自分は、シャツミストにするのが最優先だよ…。

 

くまさんハッカ油 と勝手に命名したぞ。

 

買ってきた、大瓶のハッカ油。こいつを小分けにして、デリバリーする必要があるんだよな。

 

実はまるるんから昨年のうちに、使い終わった精油の小瓶を無水エタノールで洗っておいて!と依頼があった。

去年の今頃なんてさ、無水エタノールが手に入らなくて…消毒用エタノールだって棚が空っぽ…小瓶だけ預かって、じゃらじゃら持って帰ってきてたのさ。

改めて、小瓶を洗うのに無水エタノールを買ってきた。大きいボトルしかなくてさ、まぁ順番に洗濯機の濯ぎみたいに、複数回洗うしかないよな。

個々の瓶を洗うのに使ったエタノールを集めたら、Perfume みたいないい香りになったら面白いけど…

 

取り敢えず、ペパーミント精油の小瓶を洗って…何せ香りが一番近いから…ハッカ油を詰めて、うめ爺ぃのところに一瓶をデリバリーだな。

でも、今日は気温が下がってて、はっきり言って寒い…この気温の乱高下で、体調を崩してる人も多いだろうな。

 

今回は精油だけで、近日中に ハッカ油+エタノール+水 のスプレーを作ってみて、レシピと一緒にデリバリーする予定だけど…

少し間が空いちゃうかなぁ…寒い時に、スプレーの仕上がりを確かめる勇気は…

 

ももたろうが、ハッカ油を確保したぞ…安心してくれ給え!

 

昨年の今頃、ミント類の精油が店頭から消えて、法外な値段でネットで転売してる奴らが結構いたよね。

 

まるるんが、普通の精油じゃ贅沢には使えない〜と頭を抱えてたら、AEONの薬局コーナーで日本薬局方のハッカ油が、たった一瓶…三指ついて待っててくれた、と。

ハッカ油は、ペパーミント精油に較べたら随分青臭い(つまり、葉っぱだ〜!と感じる)けど、まぁ随分安い。

 

その後、この地方の物産品を常時沢山並べてある、JRの建物内のコーナーで、瓶と携帯用スプレーで全部で220mlの商品を見つけたから、来年(=今年)は小瓶で山分けしようね〜、と予定をたてていた。

うめ爺ぃが、もうハッカ油を買わないと…ってことなので、自分が三千円握りしめて店内に潜入…

 

化粧品じゃなくて…アロマのコーナーって言ってたな…付近をキョロキョロ…おっ!紙箱に くまさん の絵(と、まるるんが言ってた…)のハッカ油!あった〜っ。

恐る恐る価格を確認したら、税抜2600円…大丈夫、足りたぜっ!その上、食品扱い税率8%でスポイト付きだ。

メジャーなメーカーのも、今年は十分な数並んでたけど、さすがに…このお徳用サイズはないや。有難や〜とレジへ直行っ!

 

マスクの差し入れから、思いを馳せる…(その2)

 

変異株での発症者に若い人の比率が多いのも、新しい変異株であるという理由以上に、この免疫異常があるのではないか。

爺ぃは専門家ではないので、一般人の戯言だと言われても構わないが、蜂毒に対する重篤なアレルギー反応と似ているとは言えないか。

初回の感染で重い後遺症が出現するパターンが一つ。

他に、回復したり不顕発症だった人で、それなりの獲得免疫を持つ人が、二回目の感染時に蜂毒と同様の激しい反応が起き、重症化してしまうパターンは考えられないか。

 

これに関連し、ワクチン接種で起こる重い副反応も、或いはこのパターンに類似しているかもしれない。

接種直後ではないが、血栓が原因で亡くなる副反応は、重症化した人の死因の一つに血栓の発生があるのと重なる。

 

今はワクチン接種時に、その人の感染履歴を全く把握していない。

発熱など現在発症を思わせるケースは接種しないが、不顕発症したか、そこから回復期の人については、調べる術なく接種している。

いくら弱毒化しても、アレルギー的反応は非常に強く出る人もいる。その場での経過観察も大切だか、遅延して反応が現れるケースが死亡事故(と敢えて言いたい)だろう。