六月になったが…(その2)

 

昨日は朔日。まるるんに代わって御籤をひきに、街なかにある頓宮に夕方に立ち寄った。

疫病祓除の御札が三方(?)にあったので、有難く頂く。玄関に貼るようにと、呪(まじな)いの文字が書いてある面には両面テープが上下にセットされていた。

あぁ、ピン等で留めてしまわないよう、表裏を間違えて貼らないようにとの、神社の方の心配りに頭がさがる。

 

御籤は、良い籤だったようだ。桃桜 とか 花 、長閑 などと透けていた。

 

途中、団地の草はらや公園、民家の庭先…あらゆる場所で花が咲いていて、さっさと歩く気になれない。

 

ベツレヘムの星…そう呼ばれる花は二種あるのだが、何れも白い六枚の花弁(正確には萼…)を陽が翳れば閉じている。

そう言えば、我々の感覚では、星を5芒星で一筆書することが多い。だが、この花をはじめ、星を三角形2つの組合せで、6芒星に描く文化との、相違の根幹は何なのか…ふと考える。

 

昨日の午後は、全周の時間は短かったが、楕円形の方の淡いハロが、長い間…日没近くまで見えていた。夕陽がビルの陰に見えなくなっても、まだハロが美しい。が、例によって沁々眺めているのは、この爺ぃくらいなものだが…