ドラマの「家政婦は見た」で活躍した姿を思い出す人たちのほうが多いのか…
しかし、目を閉じると市原さんの姿は思い浮かばず、
素朴なアニメーションと、
常田さんと市原さんのシンプルだが、重すぎず、けれど深いかけあいと、
合間合間に流れる、コンマやブリッジの曲が、
閉じた瞼のなかに浮かび、脳裏に聴こえてくる。
あぁ、本当に、いい番組だった。
子供は勿論、放映していたころに高齢者だった方たちにも、
こころを預けきって、暫し楽しめたのではないか。
でんでん太鼓を掲げて、龍の背に乗った少年のように、
市原さんも、龍の背に乗って旅立っていったのだろうか…
合掌。
