何も給湯のために発電しなくたって、水をぬるま湯以上にするくらい、夏なら簡単でしょ?

 
以前既に、ここにも書いたかもしれない…

もう随分前だが、母方の伯父の古い白壁の家に、
一時期屋根に、太陽熱で水を温める装置(?)がのっていた。

その頃は、まだ桑の枝や薪で風呂を沸かしていたから、
ガス代の節約にはならなかったが、
特に暑い夏に、風呂を沸かすために暑い思いをしなくてすむ。

台所がまだ土間で、一緒に風呂の焚き口も流しの近くだった。

理論は簡単で、水を屋根にある装置に上げておいて、
夕方それを風呂桶に移すだけで、
夏場はとんでもなく強い日差しな訳で、少し焚けば十分。



だとすれば、この高温の夏に同じような簡単な装置で、少なくとも風呂を沸かせば、
深夜電力でわざわざ給湯器に湯を溜め込む必要がない。
調理に必要な100℃の湯は、必要な分だけ水から沸かせば十分。

まぁ、節電が本来の目的だけれど、浮いた分はまずは冷房にまわすことは可能。


大きなやかんに麦茶のティーバッグを入れ、
埃よけに注ぎ口に金属のコップ、蓋の蒸気口のうえになにか被せて、
カンカン照りの中に放置すれば、30℃を越える気温と太陽熱で、軽く80℃は越えるのではないか。

太陽熱、利用したいなぁ。