ライトついてますか? 本屋さんで、懐かしい本の背表紙に会う

 
この本のことは、ここにも以前書いたような気もする。

大抵、置いてあっても在庫1冊なので、誰かが買っていくと暫くの期間は在庫切れ。

最近、復活して並んだのを見たら、初版のまま72刷になっていた。
静かなベストセラーであり、あっという間に時代遅れになる、技術書の対極にある本だ。


今流にいえば、ITの名著のひとつで、
本屋さんの分類からいえば、SE読み物あたりの棚にある。

ピープルウェア、熊とワルツを、人月の神話、といったのと一緒に静かに並んでいる。

このグループのなかでは、一番普遍的というか、今も昔もITの知識なしに読める。
少なくとも、本の表題のライトついてますか?は、技術の話ではなくて、発想の話だ。


工学や理学系の学部のある大学だったら、必ず図書館に置いてあると思う。

もしも閉架の書庫に追いやられていたら、是非ともリクエストして出して貰おう。


頭を悩ませて読むタイプの本ではないので、
お気楽にページを捲り、でも中身は受け取ってほしい。
文系の学生にも、お薦めしたい。


ところで、Effective Java 第3版(日本語版、柴田芳樹さん翻訳)、
早く読みたいなぁ…