カツラの黄葉の香り
表参道を通って神社へ向かうと、手前の公園の歩道側にカツラが並んでる。
今の時期だと、黄葉した葉っぱが放つ、甘い香りに足を止めて、その甘さを楽しむ。
ま、その実態は…ワンコもびっくりの空中をクンクンですけどぉ。
樹にも依るかも知れないけど、最盛期に出くわすと、
砂糖工場から溢れだしてる、糖蜜の匂いに負けないくらいなことも…
私の歩いた跡には、(^q^)が点々と落ちてるかも、です。
ちょうど、その場所にクマが出没した秋があった。
向こうから声高に話してる女性が坂を下ってきて、
こんな何にもない場所にやってくるなんて、なんて馬鹿なクマだって…(-_-#)…
思わず、馬鹿はてめぇの鼻だろうが!と言ってやりたかった。
こんなに甘い香りがしてる。
プーさんは蜂蜜が大好きだから、ここにやってきたクマだって糖蜜みたいな香りを辿ってやって来たと思う。
もちろん、公園にも神社にもドングリの類いの樹が沢山あるが、
あの年は裏(?)で、実が少ない秋だった。
空腹を抱えてカエデの甘い香りを辿ってきて、でも口にできる蜜ではなくて、クマがどんなに落胆したか…
今、想像したって私まで一緒に、涙が出そうに悲しくなる。
大学にドングリの類いがいっぱい落ちてる。
何とかクマさんにも食べて貰えることが出来ないか、
想いを巡らせてしまう…
月末に、今年も大学のイチョウ並木で、黄葉を愛でるイベントがある。
来月月初のブルーグラス研究会の定期演奏会の情報も得た。
大学の交響楽団の定期演奏会の情報も見つけた。
あっという間に、あと半月で晩秋に突入だなぁ…