六月は真紅の薔薇、という題の小説がある。
何でそういう題をつけたのか、作者の意図を思い出せない。
この街では今、バラが咲き揃って、とてもきれい。
神社の近くの高いアーチのバラ、今年も咲き揃ってた。
ちょっと乱れた花びらが、強風に煽られて乱れた髪のよう。
建物が取り壊されて、二回目の初夏のお庭。
駐車場になっているらしく、なかをのぞいたら、大きなテッセン。
もと住んでいた方に、見て褒めてもらいたいよね?
ほどけたキャベツみたいに、花びらのまいてるバラ。
こっちは、みっしり詰まってるバラ。
案外花びらは開かない。重たそう。