懐かしい音たち…冨田勲さんの訃報
冨田さんの訃報。
昨年の2/17に、記事を書いていた。
リアルタイムで聴いた曲もあるし、
冨田さんの曲の特集番組で聴いて、全く古さを感じない曲もある。
かつての何の番組のテーマ曲なのか、わからないのだけれど、
バッハのインベンションとシンフォニアを、テンポを落としてアレンジしたものがあった。
原曲はアップテンポのピアノ曲で、日常に聴くには、
わたしにはあんまり心地よくなかった。
(あまりにも演奏が大変そうで、それだけでなんか疲れる)
けれど、アレンジされシンセサイザー(多分)で演奏されたそれは、
明るく軽やかで、だけど原曲の持つきちんとした美しい枠からもはみ出していなかった。
勿論、わたしの手元に録音した音源はないし、
ただ、聴いた時に「あぁ、この原曲って、こんなに華やかさを根底に持つ曲なんだ」と、
まさしく目からウロコだったことを、さっき思い出した。
冨田さん、素敵な曲を沢山産み出してくださったお陰で、
わたしたちの耳は心地良い音に浸ることができました。
本当に、ありがとうございました。