「謎のシステム障害」だってさ…(続き、あぁ、腹がたつ思い出1)

 
正直、元請けに近いほどいわゆる「進捗管理」しかしてなくて、
下請け全体が少しでも楽に(=重複した無駄な作業がないように)作業出来ないかを、
気配りするのにお目にかかることが滅多にない。

その進捗に、配慮(メンタルな意味ではなくて、テクニカルな)がどれだけ効果を発揮するか、
例え内部から声が上がったところで、却下される。

理由はひとつ、割ける予算はない。
バカだよね、その愚かな節約がデスマーチへと向かうのにね。
結果最終的に、自分たちの首を絞めるのに、学習能力がない…

そして、やるなら自分たちが発注してるさきに押し付ける。
叩かれ尽くした額で下請けしてるのに、どこから捻出しろっていうの?


たまに、こうしたアプリケーションアーキテクチャを担当するチームをおいているところもある。
新規開発(とはいえ、リプレースだったけど)の場合に、
提供されるそのシステム用にカスタマイズしたフレームワークの開発が全く間に合わなくて、
結果、私たちの作業がいつになっても始められなかったことがある。
今風にいえば、そもそもインターフェースが決まらないので、コードを書くことができない。
もっとも、コロコロとインターフェース変えられるのも閉口するけどね。


私たちが作業している末端のプロジェクト(つまり、下請けの下請けの下請け)の、プロパーの無責任リーダーが、
「このプロジェクトは会社のお荷物と言われてます」と、
侮蔑の薄笑いを浮かべて、さも当然のようにメンバー全員を前にいい放った時、
机をバンッと叩いて、睨み付けて黙らせたのは、まぁ、女らしくなかったけどね。

こういう時に、盾になり、交渉に向かってくれるためにあんたは居るんじゃないのか!
その役目も果たさんで、リーダーでござい、と偉そうな発言するんじゃねえ!
と、さすがに口にするのはこらえたけれど、
その分、腹のなかが煮えくり返ってしまった。

自分ひとり、別プロジェクトも担当して、会社に貢献してるとアピールしてた奴だから、
メンバー全員(プロパー・パートナーとも)の信用は、すでに完全になかったけどね。

つまり、末端にあってこの状態なんだから、推して知るべし…

手柄は掠めとり、責任は擦り付けあうんだよね。