世界史の範疇のスパイス戦争って…記憶にあるかな?…ハーブ&ライフ検定の準備学習中…

 
先日の検定テキスト、結局本店に行って入手、
この前の連休でまずは、ざっとテキストに目を通した。

去年の夏、メディカルハーブ検定(以下、メディカル検定)を受験したけど、
来春にはメディカルに特化せず、もっと日々の暮らしに近い部分でハーブ&スパイスを活用する(と受け取ってるんだけど…)ことを目的として、
JAMHAで、ハーブ&ライフ検定(以下、ライフ検定)が実施開始される。


対象となるハーブ&スパイスは56種で、数はメディカル検定に比べて4倍強と多いけど、
全部食品で馴染み深いものも多くて、親しみが湧く。
(メディカル検定の時は、パッションフラワーってどんなんだっけ?…のレベル)

内容も個別の部分は、植物の挿し絵ではなくて画像(写真)なので、
パラパラ眺めていても楽しいし(わたしだけかな…?)
半分以上は、画像を見ただけで香りか味の記憶がはっきり蘇る程度に知っている。
(イヌさんにも負けないと思う…って…単に(^q^)が…あははは)

受験するかにかかわらず、このテキストは役にはたちそう。

今まで、スパイスを含むハーブティーの本を数年おきに入手してる。
ただ、ティーにしないのは除外されてるし、比較的最近に話題になってきた月桃なんかは、発行年の古いのには見当たらない。

でも、これは検定用テキストなので、範疇がこの先コロコロ変わることはなさそう。
(JavaAPIのインタフェース…が比喩に浮かんでくるのは…ビョーキに近いかも)
けれどやっぱり、差分は発生しちゃうね。



改めて、歴史のセクションを読んでみる。
メディカル検定のときは、コロンブスなども登場はしたけど、
出題範囲がハーブなので、彼らがスパイスを航海でもたらした、で事足りていた。

けど、ライフ検定の方はスパイスも範疇なので、スパイス戦争について言及している。
(メディカル検定の近代の薬に相当する部分のボリュームの代替?)

スパイスは、ハーブ以上に薬としての役割があり、金銀と肩を並べる価値があるから。


ヨーロッパ人は、スパイスの原産地の東南アジアを次々と植民地にした。
のみならず、ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスの4国で植民地争奪戦(=スパイス争奪)を繰り広げる。

歴史としては、モルッカ諸島(インドネシアクローブ産地)をオランダが支配して、繁栄していった。

世界史のスパイス戦争なんて、記憶から消え失せていたけど、
なんか、怒りがふつふつと沸き上がってきちゃったよ。

迷惑な話だよね。
ヨーロッパは原産国と交易するんじゃなくて、強引に服従させて植民地にして、自国を繁栄させるのが当然だったんだなんて。
酷い話だよね。
でも、それが一種の正論の時代だったんだよね。


別に、コロンブスが発見しなくたって、アメリカ大陸はそこにずっと存在していたし、
そこには、その土地に相応しい特徴をもった人たちが、
古くから生活を営んでいたのに。

おもいあがるのも大概にせんか!と、
ハーブ&ライフの学習してたはずが、
ただひたすらに怒りにふるえちゃいました。


う、う~…こ、こういう時は、
そ、そうだ、クローブを口に放り込んで…気を鎮めよう…
ゼイゼイ…