「死の商人」に戻ってまで、日本の国を富ませたいなんて、サイテーな発想だよ!

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今朝、東の空を見上げた時、ものすごくきれいな彩雲を見た。
でも、撮してみてでてきた色はこれだけ。
そのあと、右下120゜くらいの範囲に、
太陽のすぐ近くに7色の光輪がきれいにならんで、短い間でていたけど、
これは真っ白にしか撮れなかった。
やっぱり、携帯のカメラじゃ、太陽のすぐ近くは無理か…



お金自身に善悪はない。と、いうけれど、
悪しき事態を起こしてまで、自分たちは繁栄していきたいという発想は、最低。

まして、自国が使うわけではないのだから、という発想だとしたら、更に最低の下をいく。

みっともない。

自分たち以外の不幸の上に立った自分たちだけの成功は、
限りなく、サイテーである。


そんな他者の損失の上にたった繁栄の下で、日本国民が真の幸福を得られるだろうか。

いや、経済界だけが繁栄すれば、その効果は波及するというのだろうか。


武器をひけらかしている国があるから、対抗する国がでてくる。
対抗せざるをえない国だけを、お得意さんにすると言い逃れるつもりだろうか。


「矛盾」の謂れを思い出してほしい。
いまは、辻褄が合わないことを意味をすることとしてしか、知らなくても、間に合っている。

もともとの意味は、武器商人が
「あらゆる盾をも突き破る矛(ほこ)」と
「いかなる矛をも防げる盾」を勧めて売っていた。

そこで見物していた一人が、商人の自信たっぷりの口上に
「ほほう、そりゃあ大したもんだなぁ。素晴らしいやねぇ。(ニヤニヤ…)
で?その矛と盾をさ、片っ方だけ持った奴を戦わせるってぇと?
えぇ?一体どうなるんだい?」と。
(故立川談志さんに語らせたいねぇ…)


対抗、対抗の悪しきエンドレスに、今また便乗しようとしている。

ニュースを見かけて、経団連もこんなところまで、堕ちたかと
目の前が暗くなったのは、わたしだけだろうか。


かつて戦争放棄することを誓ったこの国は、今、
現在権力を持っている、ほんの一摘まみの数の、
人間の皮を被った得体の知れないものに、
とんでもない方向に、舵をきられようとしているのかもしれない。