「プログラミング言語Java第4版」か、はたまたニュートンの「プリンキピア」か

 
調度1週間前、とっても気になってた「APIデザインの極意」を入手して、
さっき取り敢えず最終ページまでたどり着いた。
ゼイゼイ…

この旅の始まりは、柴田芳樹さんという、
この手の本の翻訳を手掛けている、エンジニアであり、教育にも携わっている方の翻訳書。

もともとは、旧ピアソンエデュケーションで出版してた翻訳書(今は別の出版社からでてるものもある…)や、
オライリーの翻訳書、それから技評社の著作を、偶然にもわたしは何冊も既に読んでたんだよね。

今は、どこの箱に詰め込んだかわからなくなってる、
Java Puzzlers 罠、落とし穴、コーナーケース」と、
第1版の「Effective Java」の翻訳書が最初の出会いだと思う。
あ、でも、技評の本のほうが先かな。
「Effective Java」は結局、第2版も追っかけて読んで、実は先日もこれは読み返した。
(今は、丸善から再出版されてる)


もちろん、翻訳書は原書にないことは勝手には書けないけど、
柴田さんは、密に著者に連絡を取りながら、
自身も納得し、また日本語版の読者のためにもなる質問を、
著者が驚くほど(もちろん、大歓迎!)投げ掛け、翻訳に反映している。

自身が言ってるんじゃなくて、著者が日本語版の前書きで証言してる。
(「API~」「Effective~」)

原書を読む根性のないわたしには、有難いことです~
(だって、事実上は原書を読むのを越えてるかも)


で、今回の「API~」の終章までたどり着いて、そこで遭遇した書名は、
あのニュートンの「プリンキピア」(自然哲学の数学的諸原理)だった。
ガアァン…この本持ってる。本棚の隅っこで埃被ってるはず。(本が怒ってるかも…)
けど、もう二度と開きたくない気がする…
気がするけど、これが神さまのヒントの気がするようにも思える。う、う~ん…迷う。


更に、サブジェクトにある第4版(これも柴田さんの翻訳)は、
今日、本屋さんで目の前で本棚に一冊だけあるのを引き抜かれ、
レジへと持ち去られるのを、声もなく見送る羽目に陥った…
プリンキピアより、もっとガアァンだった…(ToT)


だけど、別の大きな本屋さんではこれが立てかけ積みになってるのを、
最近見かけたので、何らかの需要があるのかも。
(これも、旧ピアソンエデュケーションのを、東京電機大で再出版してる)

第4版は所謂Java5(1.5)になった時の版なんで、結構古い。
ただ、1.4から1.5は大改訂だったので、Java8から突然始めても、
実務だと、此処まで戻って完全理解しとくのが、安全なのは確か。


なんだけど、実は柴田さん自身の、
Tiger(1.5)になった時の拡張言語仕様についての著作がピアソンから出てるんで、
こっちを読みたい気がするんですけど~
探し回れば、入手可能かな?


あ~~~、どうしたらいいんだ~?
くらくら…目眩が…夏バテか?