柑橘類の食べ方、グレープフルーツ編

 
昔々、グレープフルーツは上下2つに切って、あろうことか砂糖をかけて、
摩可不思議なスプーンで、上下半分になった房の袋から取り出してたべていた。


今は、グレープフルーツが昔々に比べて安くなったし、甘くなったし、
何よりひとり暮らしなので、そういう食べ方はしない。


まずは、お金持ちでないのに加えて、一個食べきりたいので、
特売品の小さめのやつを選ぶ。

半分残して冷蔵庫というのは、捨てるに等しくもったいない。
理由は、おいしくなくなるから。
ほんっとにおいしさ(香りかな?)が全然感じられない。
冷えたせいかも知れないけど、それに特売品のせいかも知れないけど、とにかくやだ。


今は、こんなふうに食べる。

普通のみかんみたいに、指で皮を剥く。
注意するのは、わた(ふかふかした、白いやつ)をなるべく房側に残しておく。
そうすれば、袋を指先で破っちゃう危険も格段に減る。

さて、外側を全部剥き終わったら、本体を転がらない場所に置いてから、
(何せ、まだ丸いままなので、うっかり脱走された経験が~)
手を丁寧に洗う。(この時点では、防カビ剤が一番くっついてそうなので)


次に、わたを丁寧に除去、袋を破らないように、慎重に。
みかんなら全く気にせず食べちゃいますが、ここも薬剤がちょっと心配。


さて、精根傾けて登場させた球体を、一房づつ剥がしつつ…
そのままパクリ、袋ごと。
(まるで、大きなみかん!)

小さめサイズの勝利ですね。(負け惜しみ?開き直り?)
果汁を一滴も逃さない、まるで「悪代官」みたいな食べ方。


かくして、生ゴミも放置すればたちまちカラカラに乾いて、
めでたし、めでたし…
あ~、おいしかった!