桃の木の櫛みっけ!

 
以前、加門七海の本で「桃の木」製の櫛が魔除けになるって…

イザナギが亡くなった妻恋しさに、黄泉の国を訪れ、
そこで愛しかった妻の、黄泉の国での姿を見てしまい、逃げ出す。
恐ろしい姿で追い迫り来るイザナミを防ぐために、
投げつけたものが、桃だったはず。

桃は清浄を象徴しているって、聞いたことがある。


で、その本が書かれた頃には、某\100ショップで桃の櫛を扱ってたんだけど、
その後廃版(売り切れ御免…なさい)になってたのが、復刻されてました。


目の荒い大きいのをおうち用に、
前髪用って書いてあった小ぶりなのを、持ち歩き用に。

解かしごこちは、結構いい感じですよ。


ところで、桃の葉といえば汗疹に効きます。
東京にいたころ、首に汗疹が出来て、痒いは痛いはで困り果てました。

薬局で、薬剤師さんが肌の様子を子細にチェックしたうえで、
「これがいいですね。軟膏の強い成分が治らない原因…」
と、とりいだしたのは、漢方製剤の軟膏。

成分を見ると、カタカナ成分は少なくて、皮膚を乾かす成分と、
桃の葉の抽出エキスと、あと2つくらい。

確かに、熱い日が続くとまたぶり返したりしたけど、
その都度寝る前に塗っておくと、治りが速かった。

塗った時に、すーっとするのに、あとでヒリヒリしないのが不思議だったね。
ありがた~い味方でした。