サンヨーの携帯のことと、仕事のこと…
遠からず、三洋電機の名前がなくなってしまうと、
最近、ニュースで知りました。
サンヨーといえば、白物家電を連想されがちですね。
既にサンヨーの名前で、新しく店頭にでている製品はありませんが、
ほんの数年前まで、サンヨーの携帯って顧客満足度ナンバーワン。
携帯からの撤退を表明した時点でも、まだナンバーワンでした。
ユーザフレンドリーなんですよ、携帯の操作性がね。
1台目は、たまたま小さい点が気に入ってサンヨーのに決めたのだけど、
2台目以降は、あっこれいいかな~と思って手に取ると、サンヨーなの。
同じメーカーってせいもあるかもしれないけど、買い替えても、
マニュアルを確かめなくちゃいけないのは、多分10ページに満たない。
なんかね、わかりやすい。
こうかな?って、操作すれば大体あたってる。
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ほんとはね。
まるるんが仕事でいつも目指してきたのは、
操作性を簡単にする、ユーザーフレンドリーと、
システムの保守性と拡張性を満たした、エンジニアフレンドリー。
でもね、
その方向では、初期の開発費が割高になる。(=予算がない)
機能の拡張や些細なユーザーインターフェースの変更で、
高額で追加契約とるような経営方針だと、私の方法は却下される。
なんとかのんでもらって、エンジニアの視点から、整えて丁寧に作ると、
以降はそれを内部で使い回せるので、仕事がまわってこなくなった。
なんせ、変更や拡張をしやすいようにしてるんだから、当然だけどね。
アーキテクチャごと捨てられるよりは、喜ぶべきかな。
なんかね、顧客満足度ナンバーワンなのに携帯から撤退した時の、
サンヨーのその部門のエンジニアの悔しさって、
私のケースとは一致しないかもしれないけど、
なんとなく、思いをはせてしまいました。
儲からなきゃ話にならない!という状況が、以前以上に逼迫してるから、
私の言ってることは、戯言に思われても仕方ない。
でも、やっぱり理想を貫きたいまるるんなのでした。
あ~あ、今日はとうとうボヤいてしまいました。
ごめんなさい。