ハリー・ポッターを見てきました

 
きょう、ちょうどよい隙間時間ができて、おまけに「レディースデイ」で1000円。
夏休みが始まると、中高生に混じって見なきゃならないし・・・と、混雑覚悟でいきましたが、
満員ではなかったです。

「謎のプリンス」・・・ホントは、またDVDになってからでいいやと思ってたのですが・・・

あれだけの時間に詰め込むんだから、端折りは仕方ないけど、なんかストーリーが唐突過ぎる部分も??
「賢者の石」や「秘密の部屋」のころみたいに、分かりやすいお話ではないのかも。


そして、映画を見つつ、ストーリーに直接関係ないことが、頭の中にながれている・・・



光と闇。「闇」に魅入られる者(という表現は、ちょっと外れてるかもしれないけど・・・)「闇」と戦うもの。
選ばれし者。「闇」に選ばれる者。「闇」と戦うように選ばれる者。

「闇」に選ばれてしまったドラコ。
いままでハリーに対して、悪だくみを繰り返してきたけど、
今回のクライマックスシーンで、泣きべそをかいてしまったドラコは、
私にとっては、憐憫に値する。



誰の中にも、闇はあるのかもしれない。その闇の深さが、更なる闇を引き寄せる。
その闇にも、2種類あるのかもしれない。泥沼のような闇と、宇宙空間のような真空に近い闇。

その闇を去らせる光は、どこにあるんだろう。
それは、やっぱり自分の内にしかないと思う。
誰かが、光を閉ざした扉を開けるのを手伝ってくれるかもしれない。
でも、その闇に光を投げかけるのは、自分でしかないと思う。



エンディングロールの後半で、美しい歌声が流れた。
いま、そのひとつひとつの日本語訳を思い出すことができない。
だけど、その日本語訳を目で追っていたら、そのうち涙がいっぱいになって、読めなくなった。

今日一番、心が震えた言霊だったよ。不思議ね、思い出せないのに・・・