初夏に向かう。
オシドリ池の大学への、主要交通機関の1つ、
そのすぐ近くのビルの、駐車場にリンゴの樹がある。
これは接ぎ木とはいえ、ニュートンの林檎の樹なんだって。
(いにしえよりの簡易クローン技術、と言うべきか?)
さすがに、大きな実がなるだけあって、サクラより大振りな花。
けれど白いその清楚さは、圧巻。
気高く咲き誇る、という表現がぴったりだった。
博物館前の一対のクロフネツツジが、サクラのアンカーの八重ザクラと並走するように満開。
思わず軍艦躑躅などと言ってしまいそうに、威風堂々。
(頭の中では、当然、あの曲が鳴り響く…)
ただ、花の色合いはとても優しい。
これから、オレンジのヤマツツジへとバトンをつないで、
真っ白なリュウキュウツツジが、アンカーになるはず。
まだ体力が全然足らないのか、この一角で保育園のお昼寝状態だったのから、
わらわらと立ち上がった、仔ヒツジたち。
早くに産まれた仔は、すでに母親にくっついて、はるか離れた場所で草を食んで…みたり体験中…してる。
まだ、お乳の方がいいみたい。
例によって、母親にくっついて歩いてる仔ヒツジに、ジィっと観察される私。