お不動さんだって、笑い転げたいんだよ

 
不動経に、こうある。

此の大明王はその所居なし
ただ衆生の心想の中に住し給う

これを思い出すたびに、
お不動さん、いつでも一緒!
と心に浮かんで、思わずにっこりしてしまう。


そして、信仰篤い方には、却って感じることの少ない感覚だなぁきっと…と思う。


そして、お不動さんの剣には、勝手に倶利伽羅龍さんを絡みつかせている。
ちょうど、お不動さんの顔の真横に、龍さんの頭がある。

まるるんが突拍子もないことを言うと、
二人して呆然と顔を見合せて、おもむろにぶっと吹き出して、笑い転げたりする。

倶利伽羅龍さんが、剣からずり落ちそうになるまで笑い転げながら、
まるるん♪座布団10枚っ!と叫ぶ。


あ、あの~ぉ…別に受けを狙った訳ではなくて、ですね~


お不動さんも、涙が出るほど笑い転げてから、
お~っ、今日も愉しく腹筋を鍛えてしまったな~
危うく、腹筋がひきつりそうになるところだったなぁ。


ま、一応、役に立ったみたいだから…いいか…

きっと、いつも一緒って…こういう事なのかもね。


だってさ~、お不動さんたちが安心して笑い転げられる場所なんだよね。
稀少価値?