今度の満月は、スーパームーンなのだそうな…

 
日付が変わってすぐ、が正確な満月なんで、告知されてる前日の夜の月、ということになる。

月は低い位置にあるほど大きくみえる。
冬の今時期に高めの位置に見える月も、いつもより大きいということは…
東の空に月が上り始める時、どれだけ大きいのか、想像するとちょっと恐ろしい。


空気中の塵が多いと、赤い月に見える。低い位置だと尚更だ。

以前、羽田に着陸する少し前に、あの小さい窓からみた月は、
東京タワーの近くに、同じくらい赤く見えて、恐ろしかった。

大きな湖の、反対側の湖岸に見た月は三日月で、
やはりまるで赤味の強い紅茶みたいに赤かった。
最初はそれが月だとわからないほど、ひどく大きく、赤く見えていた。


スーパームーンという言葉が話題にのぼるようになったのは、4年前くらいか?

それより前は、今回の月はいつもより大きく見えないか?、などと言おうものなら、
例によって、大法螺吹きと詰られ続けたので、
自分にだけそう見えるのかもしれない、と誰にも言わなくなって久しい。

天頂に見える月は小さく、低い位置は大きく見える。
それは体験的に知っていたから、それで納得していたのだ。