元旦の御神籤
今年のは、華やかさがないけど、なんというか…渋い美しさ、かな
霜いくたびおけど かれざる松が枝の ときわの色の うつくしきかな
なにごとにも心動かず常業を守ってゆくときは おもいがけぬ幸をうることあり
いろいろと迷うときは人にたぶらかされて身のおき所にも苦しみます
なんかね、あんまりがむしゃらにならなくていいよ、と受け取れた。
新しいプロジェクトに替わる時は、覚えなくちゃいけないことも多いし、
そのテンションで突っ走ると、3ヶ月で息切れして、どんどん疲れてくるのも無理ないよね。
別に、手抜きをしていいとか、サボってやるとか、そういうんじゃなくて、
ムキにならずに、軽やかにできる範囲でやってごらん、
見えてくる風景も変わるし、そこに見落としていた答があるよ、と。
そんなふうに聴こえてきた。
いつもと変わらぬご挨拶だったけど、うん、それでもいいんだよ、と?
お神酒に、美味しい梅酒をいただいて、奉賛会の甘酒をいただいて、
きれいな深い青色の、仕事守をいただいて、
みぃんな、いつも通り。
鳥居のところで、ペコリとお辞儀して退出した時、
やっぱり、少し胸が暖かい。