昨日、例大祭だった(その2)

 
ウカタマの神(=お稲荷さん、元々は五穀豊穣の神で、キツネ君はそのお使いです…)、
いつも演ずる方も、随分お歳をとられた。
面を着けて舞うので、あ、足元お気をつけて…と余計なお節介だとは思うけど。


演目の 棒 でも餅撒きがあったけれど、捕れなかった。
五穀散 では、餅撒きの時も、一人ずつに手渡してくれる時もある。(後者は、拝殿の舞台の時)

ずっと足の上に荷物を置いて座ってたので、立ち上がるのを諦めてたら、
誰かの指先に当たって、私の足元に跳ねとんでポトリ…頂きました、紅白の小さな丸餅。


さて、雅楽のセッティングが始まると、俄に雲に覆われて冷たい風。
脱いで手提げに突っ込んでおいた、ペラペラのジャンパー二枚だけでは足りず、
かねて用意の薄手のストールを二枚重ねて、
更にはUV対策のアームカバー&スカーフと、全部身に着けて、更に身を竦める。ぶるぶる…


震えながら、雅楽を最初の平調音取りから聴き、美しい舞楽を楽しむ。
何せ、これは神さまに奉納する演目のご相伴に与る訳で…

巫女さんの舞いは、みるみる辺りの空気が浄化され、かつ華やぐようで…
が、今年は 蘭陵王 がなくて残念。