火星探査車の音信不通のNEWS…を聴く前にみた、夢…?(その2)

 
A:だからな、あれは地球人は短い間の情報収集ができればいいって、飛ばして来たわけよ。なぁ?
B:(お菓子をモゴモゴしながら頷く)
A:けどよ、あんなもん用済みだって、俺たちの星に転がされてても、迷惑な訳よ。だろ?
C:まぁ、一種の宇宙のゴミって訳ですよねぇ~
B:で、俺たちが仕事として、地球人たちに気付かれないように、メンテしてずっと情報を送らせてるって訳…
C:本当に、知らないんですか?全然?呆れるなぁ…
A:彼奴らは、将来地球に住めなくなったら、移住先の1つに火星を考えてる。
C:?!
B:けどよ、今のところあんなに住み心地よさそうな、綺麗な星は中々ないぜ。
A:自分たちの我儘で住み心地を悪くして、挙げ句にそこを捨てて、先住民のいる星に移転しようとしてる。
移転したら、そこを自分たちが住みよいように変えてしまう気でいる。
C:何て身勝手な!
A:いや、既に地球ではそれを開拓と称して、先住民を追いやる歴史を繰り返してる。
C:何でそんな奴らのために…(怒りに震えてる)
B:おい、随分荒れてきた。地下に戻ろうぜ…

お茶を飲み干し、お菓子も食べて、三人(?)は床のハッチの中に…