台車の亀裂、ヘリ部品の破損…

 
もちろん、保守の不手際の可能性も否定できない。


でも、頭を掠めたのは、鉄鋼製品の強度が、
提示されている値を満たしていなかったことが発覚した、あの事件。

全く、色んな事件が次から次におこるから、危うく忘れ去られそう。


もし、列車の台車の亀裂や、今回のヘリの事故、その他あり得ないような鋼の劣化が、
強度を満たさないものを、黙って出荷してきた結果だとしたら…

いま私たちが知っている事故は、氷山の一角に過ぎないことになる。


そして、まるで責任逃れとしか思えない、二転三転する説明。
現場からトップまで、一体どの時点で虚偽の報告(中古→新品)にすり替えられたのか…

情けない話である。