全国的…とはいえ、寒い…
最低気温が、また氷点下二桁に…
和歌山沖のサンゴの白化と、暖流に生息する魚の凍死のNEWSに、思わず目を固く閉じる。
狂気のような異常気象に、悲しさが増すばかり。
まだ、人類が発生する前にも、もちろんもっと激しい気象があった。
でも…
なんだか今の気象の異常さかげんは、
人間が撒き散らした、愚かな我よしの行動の結果だけには収まらない気がして、
身震いしてしまった。
国単位の、我よしだけに支配された、狂気に似た判断から繰り出される行動が、
いさかいを起こし、その波動が狂気にも似た異常気象を、引き起こしている。
まるでそれは、怪獣映画を見るようだ。
だけれど、それはスクリーンの上の出来事ではない。
恐しいことに、進行している現実なのだ。