明日は新月で、月末には皆既月食だねぇ~

 
現代では、予め NEWS などで皆既月食がおこることがわかる。

だけど、ほんの 200年前、江戸や上方ならいざ知らず、
地方だったらそんな情報もなくて、さぞや驚いただろうね。

勿論、言い伝えとして、そういう伝承はそれぞれの地域に残って、伝えられていたとは思うけど。


まぁ、夜はさっさと寝てしまい、代わりにまだ薄暗いうちに起きて、
灯りは極力使わずに日々過ごしてた人たちが、多かった時代、
月蝕があったことも気づかないでいた人も、結構いたかもね。


それに、月は満ち欠けを繰り返しているから、
月が刻々と姿を変えても、人々は驚きはしたけど、
ある程度は心理的に、許容があったかもしれないね。


でも私は、あの月が赤く見えるのが、心理的に凄く嫌いなの。

月が高い時の月蝕は、まだしも、(なんとなく、他人ごとのよう…)
月蝕でなくても、低い位置の月が大気が澄んでいない時に、
赤く大きく見えていると、冗談じゃなくて、吐きそうになるほど気持ち悪い。


なんかね、繰り返す転生の何時かに、そういう月を見た時に、
恐ろしいめにあってるか、目にしたことがある気がするんだ。
身の毛もよだつような…