無償化って、本当に必要かな?

 
特に奨学金を返済不要にするって、本当に必要かな。

なんかさ今だって、踏み倒してもいいって、他から見えない方を向いて、舌だしてる輩もいるよね。


勿論、私みたいに、進路決める時点で家計を全く当てにできず、
高校卒業間際に、父親は亡くすわ、母親は病気だわで、
でも、夜でもいいから進学したくて、借りた。


国立だったから、授業料は安かったし、事実上やっとの生活を支える金額だったけどね。


身体が弱い人には、無理が重なるけど、
働きながら学べる環境を、もっと充実させる方向に、持っていけないものかな。


そしたら、若い人たちだけじゃなくて、人生の節目節目で、
仕事をやめなくても、また学びの場に戻れる。


大学を卒業しても、結局社会にでてからの学業以外の教育をして、
一人前にするのに数年を要した挙げ句に、転職されちゃうことも多いわけだよね。

だったら、例えば機械工学を学びながら日中働く高卒者を、
仲間として迎え、支え、羽ばたかせる…そういう太っ腹な会社があって欲しいなぁ。

障がい者雇用と同じように、そういう会社に優遇措置をとったって、バチはあたらない。

入社時にもってた専門知識、全ての人が役にたててるとは、とても思えない。
就職するための卒業証書になってる。

むしろ、働きながら学んでいく人たちを大切にできる、
そういう社会になって欲しい。