テキサスの豪雨、国内の豪雨…
先月、自国の利益にならないからパリ協定に参加しないと、
呆れた台詞を吐いた大統領の、
自国さえ良ければ、他国も地球も知ったこっちゃない、という身勝手さにふれた。
折しも、アラスカの永久凍土が融解して、砂漠状態になっているというNEWSが流れていた。
はぁ、天に向かって吐いた唾が、確り自分(自国)の上に落ちてきたねぇ…と思ったのは、私ひとりだけかな。
(天に向かって云々は、仏教だけの教えなのかな?)
ただ、パリ協定についての判断をくだしたのは大統領であって、必ずしも、いや「決して」民意ではないことだ。
米国民の全てが、自国さえ良ければ他は犠牲になってくれと考えている、なんて訳がない。
それでも、永久凍土が溶け去った分(以上?)は、確り落とし前をつけられてしまった。
未曾有の被害地にピンヒール姿の奥様を伴って視察…
益々、民意は離れていくんだろうな…
他国の私が言えば、大きなお世話だけどね。
翻って、日本のこの大雨は何の警告なんだろう。
アメリカがパリ協定なら、国民の悲願の核兵器禁止に、小理屈捏ねて署名参加しない判断をしてる、民意にお構い無しのあのお方だからだなぁ…
核兵器だけじゃない、原子力発電もやめて、核のエネルギーを使わないでまわっていける国にしていくのが、
核の汚染の恐ろしさを体験した国のつとめだよね。
だから、水にきちんと目をむけろって事なんだろうな。
水の利用で、水力発電のことも書いたけど、それだけじゃない。
住宅造成で不自然に山を削ってしまって起きた、土砂災害、
太陽光発電で儲けようと、自然が均衡を保っていた河の流れに、無理な手を入れてのパネル設置で起きた、堤防の決壊。
思い知るべきは、恐ろしさ(防御)だけではなくて、
水が持つエネルギーを十分に安全に活用する、
そういう方向の研究開発に目を向けろっていう受け取りかたって出来ないかな。
NEWSでは事故が報じられるばかりで、まるで雨や水が恐ろしいもののよう。
渇水が起きれば、降らないのが悪いみたいだし。
私たち、水の恩恵についてもっと深く受けとめていいはず。
何も、拝まなくちゃいけないとか、そんなことじゃない。
日本人は水の有り難みの意識が薄すぎるって言われてる。
いま、華々しい技術じゃないけど、水のエネルギーを最大限に活用する研究開発こそ、必要だと思うけど…