メントールのパワー、ご用心。

 
初めに、わたしはかなり広範囲の薬剤過敏なのです。

だから、必ずしも全ての方に起こる訳ではありません。

ただ、過敏な人は適正量を低めに抑えて判断したほうがよいし、
使った直後の効果と、時間が経過したあとの効果が正反対なのを、
多分殆ど、知られていないです。

もちろん、通常の使用量だったら、かつ過敏でなければ、
何も問題ないんですけどね…


ミント類は刺激成分に効果が期待されています。
表面的には、この刺激作用が期待されているわけだけれど、
じつは時間経過で、刺激→鎮静の反応が起きるんですね。


例えば、炎症を起こしてる部分は熱を持ってるけど、
これは血液が修復のために、この部分に集まってきてる。
これを冷やすのは、修復に必要な新しい血液を、更に患部に呼び込む
=役目を終えた血液を患部から追い出すことを期待してます。
なので、好くしたもので、刺激し続けないで後で鎮静させる作用も持ってるんですよ。
ミント、偉い!


暑さしのぎに、度を越して使った結果…
脱力感がどんどん増して、立っていられない程に。
プチパニック!

最初は何が起こったのかわからなかったんだけど、
はっと気がつきましたよ。

メントールの後半の作用が重複して現れてるんだ、と。


過敏でない方は、お休み前に時間に余裕をもって、
ミントを使うと本当に心地よく眠れるはずです。

眠気覚ましなどにミントを大量に使うと、かえって鎮静に向かってしまう可能性も、
体質によってはある…という体験でした。
(ま、今回は度を越してたのは、確かですが…)