月のハロ

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昨夜、殆ど日付がかわろうという深夜…
残業して、寄り道して晩ごはんまで食べたら、もうそんな時間の歩道…
疲れたよぉ~、眠いよぉ~、と胸のうちで呟きながら、よろよろと歩いてた。
(圧雪の道、危ないのに~)

足元の短い影は、ほぼまんまるなお月さまからのサプライズ。
歩きはじめてから、時々立ち止まっては真上を見上げる。

はじめのうちは、薄曇りの空に滲んだように、周囲を僅かに淡いオレンジ色に染めていた。
その周りは、ぼんやりと、だけど青みはささずに白い。

テコテコ歩いては、眠いよぉ~と見上げる。
目をコシコシとこすっては、とっても眠いよぉ~と見上げる。

そのうち、お月さまの周囲は広々と雲がなくなって、
短い影が街灯に負けないくらい、くっきりしてきた頃…

も一度見上げてみて、びっくり!
そりゃあ大きな、ハロがぁぁぁっ!
いっ、いつからあったんだっ!

少し南中から外れて、高さも少し落ちて来てたけど、
ただ月を見上げたんじゃ、気がつかないほどの広々としたハロだよぉ!

まず、月をパシャリ、あ~ハロは全然納まらない大きさなんだよ!

だけどハロは、超ピンぼけな私の目にもわかるのに、
携帯のカメラにはコントラストが足らないんだね。映らなかったんだよ。

でも、ちょっと印象的なハロだった。
内側は、スチールの巨大な輪っかってかんじで輝いてる。
だけどね。外側が何て言うか、ふんわり柔らかい感じなの。
手応えがありそうな柔らかさ…

お月さま、素敵なまんまるを見せてくれて、ありがとう!
何度も何度も、ありがとうが言えて、嬉しかったよ。

毛布に埋もれて眠りに落ちていくとき、私の閉じた瞼にも一度浮かんだハロは、
あのネバーエンディングストーリーの白いモコモコのファルコンが、
ハロに沿って翔んで、ぐるぐる廻ってた…

そうか、だからあんなハロが見えたんだね。
ファルコン!ありがとうね!