1492年のマリア

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マリアの深紅のドレスによせて、紅い薔薇。


昨晩、FMのラジオドラマの最終回だった。

宗教のこと、人種のこと、いまこの時に放送することに、予め意図されたものはないはずなのに、
あまりにもこの2週間の出来事(事件)に、シンクロしていた。


人類が今までに、「その時に(何らかの)力を持つもの」が、
「それに抵抗する術を持たないもの」に、どれだけ酷いことをしてきたか。


視点を今に転じれば、そして今なお、酷いことをし続けているか。

更には、かつて迫害された側が報復を続けることで、
相手の傷つけるだけでなく、
実は自分の傷を広げてさえいることに、気がついていない。


そして、旧い形での情報社会ではあるけれど、その時代での「密告」についても…



話は変わるが、この番組「青春アドベンチャー」、
もっと早い時間にオンエアしてもいいのにな。
尤も、今は社会全体が宵っ張りなので、中学生なら起きてるだろうけど。

高学年の小学生にも、聴かせたいようなドラマだって結構ある。
教材に使えないだろうか?

今は確かに録音も簡単になっているし、一方で目に頼った情報が氾濫し過ぎてる。

都合のいい時に15分間、録音した番組に眼を閉じて聴きいるのも、いいかもしれない。

昨晩は、聴き終えた時、胸が痛かった。


今度、原作を図書館で探して読みたいな。