あのね、ハクセキレイくんに、三度も気を使ってもらったよ…多分ね…♪

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ここは、川の土手にサクラが植えられてる場所の、遊歩道。

右下に小さく映ってるのが、心優しい、ハクセキレイくん。


この辺りは、左側の土手の向こうが車道。
右側が川で、更に草地や、樹がある斜面が連なって、水面ははるか下になってる。


サクラを眺めながら、プラプラ歩いてたの。
もっと南(=上流)の樹は年季が入っていて、大きく枝を広げている。
蕾もパンパンに膨らんでるか、
優しい色をみせて、既に開花してる。

でも、この辺りはまだ樹が若くて、あんまりゴージャスな感じはない。


ハクセキレイくんと一緒に、向こうから来る自転車が映ってるけど、
ジョギングのひとやら、うでを大きく振ってウォーキングのひとやら、
とにかくプラプラと歩いてるのは、わたしだけ。

ツィーッとハクセキレイがやって来て、ツツツッ、とわたしの前を歩きだした。


あ~♪、と携帯を引っ張りだしてカメラを起動してるうちに、
ジョギングのひとが、バタバタと通りすぎていくので、河原の斜面に翔んでっちゃった。
残念…

それを眼で追って、また辺りが静かになったら、
まるで、わたしを中心に河原に翔んでいった時の軌跡の、
残り半分をたどる(つまり、円になる)ように、
またわたしの視力で、十分わかる範囲に翔んできてくれた。

え?遊んでくれてるのかな?
カメラを再起動して、ギリギリ拡大してるうちに、
こんどはウォーキングのひとが、のっしのっしと追い越していって、
また翔んでっちゃった、グッスン。

でも、そのひとが数メートルはなれた時に、
また同じ軌跡を描いて、戻ってきて、またツツツッっとわたしの前を歩いてる。

え?え?まるで、
撮りたいんでしょ?いいよ~♪
と言ってくれてるみたいだ。


そこへ、自転車がやって来るのが見えたけど、何とかパシャリ…
あとで画像を確認したら、
ほら、撮りなさいよ♪って振り向いてくれてる?

自転車はあっという間にやって来て、それを河原でやり過ごしてから、
もう一度、円の軌跡を描いて戻ってきてくれた。


画像を確認してるわたしに、まるで、
どお?撮れた?と覗きこむように立ち止まってた。

撮れたよぉ♪ありがとうねえ♪と、思わず頷いてみせたら、
はいはい、どういたしまして~
とでもいうように、翔びさっていったの。


ハクセキレイくん、気を使ってくれて、サンキュー!です。