小池龍之介さんの超訳によれば…

 
昨年の暮れに彷徨した、

怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息(や)むことがない。
怨みをすててこそ息む。


小池さんの超訳では、怨みをすてる部分を「肩すかし」と解釈してた。

あぁ、そうかもね。
挑発行為なんだから、対等にぶつかろうとしたら、相手の思うツボだよねぇ?
肩すかしをくわせるわけね。


今回の朝鮮半島から飛んできて、太平洋に命中した物体。
一般庶民感覚からいえば、ただ海に棄てたみたいで、勿体ないな…
お魚のエサにもならない。


確かに危険な物体ではありますが、総理の談話のテンションの高さをただ遠目で眺めていたら、
なんか、9.11の時にすぐさま報復にでて、誇らしげにスピーチしてた大統領を思い出しちゃった。
そして、総理の以前の「我が軍」発言も思い出して、嫌な気分が倍増。


例えばもっと毅然と、けれど声を無駄に張り上げず、
取り乱した波動を全く出さずに、おんなじ発言をしてたらどうか。
それは、全くの大人の態度だ。
日本は言霊の国。
何より自国の権利を第一とし、自衛と称して即刻報復にでることに躊躇のない文化は、
この国に馴染まないと思う。

もちろん、何もせずに手をこまねいていてはよくない。
相手が「肩すかし」をかんじるような、かっこいい対応は無理ですかね。

挑発に対等にのっていたら、それは子供の喧嘩も同然。
次々と相手の挑発にそうようなアクションを起こしていたら、
相手に更なる口実を与えていることにはならないんだろうか。

経済的効果も含めて、
聖徳太子さん、カムバ~ック!
あ、熱が…