残念です、三津五郎さん。

 
もちろん、ご本人が一番残念だったと思います。
勘三郎さんを追うように、旅立ってしまって…


ニュースを聴いたときなぜだか、以前どこかで見せてもらった、
スクラップブックに、透明のビニール袋で被ってから台紙に貼り付けてあった、
切り抜きを思い出しました。
(大切な、決して傷めたくない気持ちが、伝わってきました)

何枚かのうちに、
高橋英樹さんの鞍馬天狗や、露口茂さんの黒姫の吉兵衛と一緒に、
三津五郎さんの杉作がありました。

杉作=小さい子というプリンティングがわたしにされていたので、ずいぶんのっぽな杉作で驚きましたが、
指折り数えてみたら、まだ八十助さん(当時)は少年でした。


苦しみから解放されたこれからは、
どうぞ勘三郎さんとお二人、日本の歌舞伎界を見守って下さいね。