ん~、食品の価格差の、あれこれ…

 
まずは、業務食品やさんの。

スナック用の商品だけど、それほど調味料の味はしてない。
カボチャの種とヒマワリの種。

業務食品だから、どっちも500g(多いよね)で、値段がヒマワリの倍以上してる。
カボチャの種は煎るとよく膨らむので、見た目は確かに多い。

何がこの差の原因かなぁと考えてみた。

植物は、種ができるのがゴールだけど…
あ、そうか…!

ヒマワリは、花が咲いたらあとはその中心の種が育つのを待てばいい。

だけど、カボチャは実が育って、その中心の空間の種が育たなくちゃいけないよね。
種をとるのが目的の品種でも、それなりに熟させる必要がある訳だから…
ヒマワリに比べたら、効率は悪いかもね。

値段差に、納得…


次は、駅ビルの乾物屋さんの、デーツ(なつめ椰子)と、なつめ(棗)。

この一年でデーツはジリジリと値上がりして、今はなつめの1.8倍くらい。
デーツは種ぬきで、完全にドライフルーツだけど、
なつめは、乾燥したものを砂糖を加えて煮たもの。もちろん種ぬき。

ちなみに、ドライのなつめ(上等なのは、漢方薬に使われてる)は、
そのまま戻すと、リンゴみたいな味。
なので、中華素材のドライのなつめを、そのまましゃぶってるのも、好き。
(種が尖ってるのが、やや危険だけどね)


以前は、今ほど価格差がなかったような気がする。
砂糖で煮るという手間はかかるけど、カラカラのドライで保管できる分、なつめは安定供給しやすいのかな?


ちなみに、デーツは脳に良いので、一日に一粒食べるとよいと、インド伝統医療で言われているとか。
なつめも、更年期障害の緩和が期待できるとか。
(あ、漢方薬素材だもんね)


カボチャとヒマワリの種も、それぞれに薬効があったはず…


何事も過ぎたるは及ばざるが如しというけれど、
適量を見つけて、美味しい薬膳…かな?