ピスタチオ、ココナッツオイル、梵鐘。
梨木香歩の「ピスタチオ」。
劇中劇ならぬ、小説中小説(主人公が書いたもの)の部分を残す状態。
不思議なこと。
クライマックスのシーンで、感電したように、激しい痺れが全身に走った。
え?っと思って、主人公の書いた小説部分のページにたどり着いた時に、
そのページまで戻って、その段落を読み返した。
やっぱり、バリッという感覚で、皮膚に痛みに似た衝撃が走る。
なんか、アブナイ感じがする。
物語の中から、戻ってこられなかったらどうしよう、と一瞬狼狽えた。
大丈夫、大丈夫、ちゃんと戻っているからね。
有機バージンココナッツオイル。瓶の中から、スプーンでガリガリ削って、そのままパクっ。
チョコレートみたいに、口の中でゆっくり溶かす。
ココナッツの香りが、幸せな気持ちにしてくれる。
でも、これは、おとっとき(とっておき)用にしておこう。
寒くなってきたので、油が恋しい。(化け猫か?)
この前の冬までは、マーガリンやバターを、スプーンに掬ってなめてた。
今は、バージンじゃないほうのココナッツオイルをパクっ。
味はないけど、中鎖脂肪酸に着目すれば、どっちでも差がないので、
経済的な理由から、こっちでも問題ない。
そうそう、インチキ牛乳。
脱脂粉乳に、粉末のココナッツミルクを加えて作成。
甘い香りで、身体がフワッとうくような感覚。
いかん!やっぱり、時々別世界を彷徨しているような…
今日も全く別の場所で、梵鐘を衝いているところを通りかかった。
やっぱり、おなかの辺りから、暖かさがフワッと上がってくる。