ヒッコリの実を、確かめにいってきた。

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今日で、植物園の年内の開園は終わり。
来年の春までは、温室だけの公開。

ヒッコリを確認に行かなくちゃと、霙混じりのなかを、傘をさして出かける。


ヒッコリの実。左側は果実状態、真ん中は、種状態。
右側は、植物園の小さな住人がたべたあとの殻。

次は、アラハダヒッコリの実。樹から落ちてくる時は、左側の状態で、実が4つに割れて、種が出現する仕組みらしい。
右上に割れたのがある。右側は、一ヶ所だけ果肉が外れてる。

灌木園では、セッコウボクの白い実が。

真っ赤な楓。撮ろうとしたら、一瞬、風が止んでくれた。

黄葉した、この針葉樹は、日本のものではなかったはず。
落葉松だったはずだけど…また、来年ね。


時間を勘違いしてしまって、閉園一時間前に入園。
テキパキ歩くしかない。

だけど、歩きながら、まるでアファメーションみたいに、口をついて出てきた言葉…

今年も、たくさんの人を楽しませてくれて、本当にありがとうねぇ。
また、来年、元気で会おうね。約束だよ。

園内を歩いている間中、その言葉を繰り返していた。
寒いのでマスクをしていて、その下で囁いていたので、すれ違った人は、気がつかなかったと思うけど、
何だかね、労わずにはいられない感情がいっぱいになってしまって…


別に、いけなくはないよね。
なんか、年末の挨拶みたいだけど。
植物と人間っていうより、友達のような感情が、入園したとたんにわき上がってきちゃった。

門を出るとき、何だかもう一度振り返っちゃった。

みんな~、元気でね~♪

わたしの口許が、マスクの下でほころんでしまって、
そのくせ、ほんの少しだけ、涙が滲んだ。