「元気をもらう」っていうけど…

 
「元気をあげる」とか「勇気をもらう」といった言い回しって、
耳にするようになって久しいですね。

でも、まるるんにとっては、かなり違和感のある言い方なんです。

まるるん用語辞典での、「元気」についての用法は、

・元気になる
・元気を出す
・元気にさせてもらった
・元気になって頂けましたか?
・お元気でいてくださいね

という感じで、元気は自分自身で獲得するもの。
もしくは、自ら発するもの。

他からは、そのきっかけや応援を貰うことしかできません。


でも、「ほらぁ、元気だしなさいよ」 背中バシバシ!…
で簡単に出てくるなら、誰も苦労しませんよね。

「元気がでないよぉ」には、何でもいいから、対策例を出してあげる。
例でいいんです。
それが当人の大嫌いなことじゃなければ。

一人じゃ効果薄そうだったら、当人を誘って、許可を得て、
一緒に行動すれば効果倍増でしょう。


しかし…
「元気を貰ったわ、ありがとう」と嬉々として元気に立ち去った人…

私の元気をあげるとは言ってないんですけどぉ。

残されたまるるんは、正直なところ、ヘロヘロに疲れてた~
た、頼む! 私の元気を吸い取らないでくれぇ!
もらって当然と思ってる?

きっかけというか、気持ちの切り替えを促しただけのつもりだったが、
「元気をもらう」が常用句の人は、
ほんとに掃除機みたいに、吸い取っていくのかも。
新種の妖怪みたい? エ~ン、怖いよぉ…。ヒック、ヒック… 

あ~、なんか美味しいものでも食べて、元気出さなくちゃ!