マイナンバー・カードの勧誘…?(その1)

 

旧知だが、ご無沙汰している知人から相談事がある、というので双方の都合をあわせて、久々に会った。老けたのは、お互いさまだな…

念のため、コロナ対策で四人がけのテーブルに、はす向かいに座った。飲み物は緑茶(カテキン効果?)、茶菓子はドロップ位の、小さい押し菓子(干菓子は手間なく口に入れられる)。

マスクを外して緑茶を含んだり、干菓子を放り込む。話し始めるのはマスクをかけてから…という知人の徹底ぶりが、何だか痛々しいほどだ。

 

さて肝腎の用件を尋ねると、マイナンバーカードを造(ってく)れという、案内の封書がきた。無料だというが、詐欺じゃないか?ということだった。

電子マネーチャージでポイントの還元するなど、あの手この手を使っても不人気だからなぁ…と、思わず笑いが込み上げる。

まずは、詐欺を疑った原因を尋ねてみることにした。手で破った開封口がぐしゃっと崩れた封筒の、封かん部を繋げてから、こんな台詞をお役所が使うと思うか?…と。

 

何々?…目で追って危うく大爆笑する処だった…いかん、大声厳禁だった。堪えると、今度は腹がヒクヒクと痙攣…いやぁ、いい腹筋運動をさせて貰いましたよ、総務省さん…