根付けの紐

 

という言い方が正しいのか、わからない。ショッピングモールのお店では、千社札を象った木札の一枚だけ、この紐がつけてある。

でもそこのお店のスタッフさんに、遠慮がちにたずねると(何せ100円だからね)、それがずらりとならんだ箱をレジ奥から出して、どれがいいですか?と選ばせてくれた。

 

鍵につけていた、浅草寺観音さんの金の鈴、赤い根付けの紐が鈴の側で切れてしまった。

縁起物なんだから、鈴ごと取り換えろと言われそうだけど、このご時世このために東京には…

でも、金龍さんの鈴は大好きだし…いや、鈴は全般に好きだけど…離れたくない。なので、根付け紐を新調することにした、という次第。

 

残念ながら、赤一色の紐はなかった(箱に空っぽの場所があったので、多分赤が品切れ…)ので、赤白で組んである紐にした。

鍵から切れた赤い紐を外すと、単色だから気づかないでいたけど、黒っぽく汚れている。

鈴の側、鍵の側、順番に新しい紐の輪の部分を絡めると、何事もなかったかのようにおさまった。あ、よかったぁ…

100円Shopで一袋数本のもあるけれど、組んだ糸の端の処理が甘いみたいで、解れたとたんに切れてしまいがち、やっぱり…