通りすがり…
団地わきの歩道の花壇で、見事なダリア。撮影してからも見とれていたら、この花壇の世話をしてるというおばさまが、沢山咲いたから持っていって飾って!と勧めてくださった。
が、これから出かけるところでそれは叶わない。(折角の見事な花が萎れてしまう…)
折角のご厚意だったが、お詫びとお礼の言葉を添えて、眼福に与ったことを伝えた。
その先の黄色いキクも、何やら幸せ一杯という風情で、元気を振り撒いて咲いている。
あぁ、植物の命を愛でるように大切に世話をして貰って、尚一層幸せを振り撒くように咲けるのだなぁと、諭された気がした。
一方、此方は道路のアスファルトの隙間から自力で咲くムラサキツユクサ。どの茎の先端もまだ沢山の蕾をつけて、咲く気満々。
温暖化もあるし、一方で寒冷地仕様も獲得したのだろう。いったん庭から脱走したら、逞しく生きるものだけが生存を許される。
花壇を占領していたが、これは多分ノギクの仲間だろう。
だんだんと花が少なくなる中、チョウが頻りと蜜を吸っていた。だが、この個体は体幹に近い方の羽の柄(模様)が、よく見かけるものより足りない気がする。
頻りとマルハナバチも翔んでいた。