きょう、まるるんは…絶句

きょう、まるるんは、ちょっと嫌なものを目にしてしまった。

実はまるるんは、争いごとがとっても苦手。
自分がというより(だって、そのときは我を忘れてるもんね)、
茶店で、一人でお茶飲んでるときに、隣の席でアベックが大喧嘩始めると、
いたたまれなくて、ケーキ食べかけなのに、お店出ちゃう。
後で、あのケーキ…なんて後悔するけどね。とほほ。

もちろん大喧嘩のときは、怒鳴りあうから誰にもわかる波動というか、振動がある。
ほんとに肌がビリビリするんだもん。心臓も飛び出しそうになるよ。

だけど、それが映像だったり、文字だったり、言葉だったり、
場所だったり、音響だったりしても、
やっぱり、いたたまれなくなる時って、結構あるなあ。

表立った争いごとでなくてもね。
いや、表立たないからこそ、じっとり湿った手でそっと腕をつかまれるような、
いやあな感じってあるんだ。ぞっとする。小さいけど、べたっとした振動。

ここが、わたしのこらえ性のないところで、逃げ出したくなる。
そこで、平気な顔をつくれないの。
引きつった顔で、そこを静かに立ち去るのが精一杯だな。
ここで、わめいたら、もっと自分がパニックになるもんね。


話は飛ぶけど、恐怖をあらわすのに、
いわゆる洋画が絶叫する(息を吐き出す)のに対して、
邦画は息を呑むって、説明していた人がいたっけね。

そうよ、むしろ息を止めるか、息を引く(のどを狭めて)よね。
本当に恐ろしい目にあうと、声なんか出るもんじゃない。
そういう状態になりかけたの、今日は。


あ、もちろん夕方書いた、父親の事じゃないよ。
誤解されるといけないよね。